口臭の原因となる歯周病にかかりやすい人の特徴とは?
口臭の原因のひとつに歯周病が挙げられます。
歯周病による口臭は非常に臭いが強いというのが特徴です。
なんとしても早急に手を打ちたい原因になります。
さてここでは原因となる歯周病になりやすい人の特徴についてお話します。
実は歯周病は日本人の過半数に起きている病気だと言われています。
自分はちゃんと歯磨きしているし、まだ若いし大丈夫と油断は禁物です。
過半数ですから、言ってしまえば誰にでもなりうるということです。
その可能性を理解しつつ、かかりやすい人の特徴までを理解することで歯周病を回避すること。
それがここでお伝えしたいことです。
さて歯周病にかかりやすい特徴について紹介していきましょう。
歯磨きをしない人
もう基本中の基本です。
歯磨きをしない人はもちろんですが、ブラッシングが荒く細かい部分までできていない人です。
理由は明確で長期にわたり歯垢が蓄積してしまうから。
当然のごとく歯周病へ一直線となります。
食生活が乱れがちな人
ひとつめの歯磨きをしていないケースとはうってかわって普段の生活習慣で意識してほしい内容になってきます。
食事の時間や回数が決まっていない、甘いものが好き、という人です。
こういったタイプは口内環境が乱れがちになります。
歯垢もできやすくなるため、細菌の活動が活発になります。
唾液が少ない人
唾液です。
唾液は口の環境にとって重要な機能です。
唾液は、口腔内をお掃除する作用があるのです。
具体的には、口内のpHを中性に戻してくれたり、細菌の活動を抑制してくれたりします。
この唾液の分泌が少なくなると自浄作用が弱いため、歯周病になりやすい口内環境ということになります。
口呼吸の人
日常的な呼吸が鼻ではなく口で行ってしまう人は、常に口が渇いてしまうため歯周病のリスクが高くなります。
ストレスや疲労が蓄積している人
ストレスが問題です。
ストレスが直接的に歯周病にといういうことではありません。
ストレスや疲れによる問題とは、唾液の分泌量を減らしてしまうこと。
既にお話した唾液が少ないことによる問題につながります。
口の中のネバつきが気になる、歯の表面を舌で触るとザラザラしているというような症状がある方は、歯周病になりやすいか進行しやすい状態です。
妊娠中の人
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増加し、歯茎からも口腔内に滲出します。歯周病の原因菌は女性ホルモンを好む性質があり、活動が活発化するため、妊娠性歯肉炎になりやすいと考えられています。