口臭が気になる。
だから早速口臭対策だ！

なんて考えていては空回りで終わるかもしれません。

口臭対策をするなら、そもそもなんで口臭が発生するのか？
口臭の仕組み・原因を知ることが大切です。

原因は大きく5つあります。

口の中のトラブル

最も多い原因が口の中のトラブルによる口臭です。
虫歯、歯周病、舌の汚れ、ドライマウス、詰め物の手入れ不足などなど。
様々な原因がありますが、中でも歯周病には要注意です。
歯周病による口臭は強烈です。歯周病が進行すると数メートル離れていても臭い届きます。

生理的口臭

人間であれば誰にでもある口臭があります。
最もわかりやすい例が寝起きです。
他にも空腹時や緊張した時など。
根本的な問題というよりも人である以上どうしても発生してしまう口臭になります。

外因性の口臭

ニンニクやアルコールなど臭いが強いものを飲み食いした際に発生する口臭です。
特徴として、一時的であること。時間の経過とともになくなっていきます。

心因的口臭

意外と多い問題です。
実は気になるような口臭は発生していないにも関わらず、自分は口が臭い思い込んでしまっている症状のことです。
誰かと話をしている時、相手が鼻をさわったことで敏感に反応してしまう。
ただかいただけにも関わらず、自分の口が臭いから不快な思いを与えてしまっていると思い込んでしまう。
口臭恐怖症、自臭症とも呼ばれており、口臭ではなく心のケアが必要となるものです。

全身疾患による口臭

蓄膿症や糖尿病、胃腸の不調など、鼻・喉・呼吸器・消化器の疾患やトラブルによって発生する口臭です。
オーラルケアや歯科治療では対応できないため、症状に合わせた対策が必要になります。